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TRUNS / Tokyo
Share Salon(Mar. 2023)
今回の計画では、 八角形の大きな開口部のある既存壁面を、シンプルに 4 枚複製し、 5 席分のブース席のパーテションとする。 連続する開口部は、シンプルさを保ちながら、内装デザインとして の特徴になり、合理的に運営動線を解決する。
バブル時代の建物は、現代にまだ残っているが、老朽化や社会のニー ズの変化によってじきに解体されていく。とても古いものは「残す 価値がある」と誰しもが思うが、記憶に新しいバブル期の建物には「残そう」という意識がまだない。重要性もどこにあるのか、あまり一般に認識されていない。
古すぎないけれど古い既存を、隠したり壊したりするのではなく、活かすことで、新しい空間として蘇らせる。特定の時代の考え方や流行に縛られるのではなく、普遍的に美しいデザインとして内装を更新する。
設計:永田 敦(NagaArts一級建築士事務所)
施工:株式会社エヌアールワークス
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